研究課題/領域番号 |
15650120
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
椿原 彰夫 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10138117)
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研究分担者 |
青柳 陽一郎 川崎医科大学, 医学部, 講師 (30286661)
平岡 崇 川崎医科大学, 医学部, 講師 (20351926)
勝田 芙紗 川崎医科大学, 医学部, 助手 (80368662)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 筋線維伝導速度 / ステロイドミオパチー / F波 / 神経線維伝導速度 / ラット / 運動単位推定法 / F-wave / 神経伝導速度 |
研究概要 |
健常成人を対象にして、F-waveを用いた新しい筋線維伝導速度計測法について検討を行った。本計測法を用いることで、過去に報告されている筋線維伝導速度とほぼ同様の値を得ることが可能であった。一方で過去に報告されている方法では、筋全体の平均した筋線維伝導速度しか得ることができない、侵襲が強いなどの問題があったが、本計測法を用いることで、非侵襲的に単一運動単位の筋線維伝導速度の計測が可能であった。この事実については、Electromyogr Clin Neurophysiol. 2005 Jun;45(4):245-53に掲載されている。 次に健常成人を対象にして、本計測法を用いて獲得した単一運動単位の筋線維伝導速度を計測し、同時に同一運動単位におけるFCVを測定することで、神経線維伝導速度と筋線維伝導速度の関係を調査した。神経線維伝導速度と筋線維伝導速度の間には有意な相関は認めなかった。このことは過去にOkajimaらが報告した事実とほぼ同様であるが、本方法を用いることで、より安価で簡易に計測が可能となった。本事実について、今年度14th European Congress of Physical and Rehabilitation Medicineにて報告した。 8週齢のラットを用いて、2週間に渡りステロイドを投与することでステロイドミオパチーラットを作製し、ひらめ筋の筋線維伝導速度を計測した。またコントロール群として10週齢の健常ラットのひらめ筋の筋線維伝導速度を計測し、それぞれを比較することで、その変化を検討した。結果としてステロイドミオパチーラットにおいてMFCVが低下する事が知られた。更には早いMFCVをもつ筋線維が優位に萎縮することが示唆された。この事実は、World Congress of Neurology 2005で報告し、Kawasaki Medical Journalに掲載予定である。
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