• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

飢餓ストレスによる生体応答の仕組の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15650154
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 食生活学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

南 道子  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70272432)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードHsp90 / ストレス / 線虫 / RNAi / PA28 / 飢餓ストレス / 分子シャペロン
研究概要

現代社会ではストレスと無縁ではない。一般的にストレスというと精神的なものをイメージしがちであるが、生体にとっては暑い、寒い、低酸素、低栄養もストレスであるといえる。その時生体内では、ストレスタンパク質(熱ショックタンパク質または分子シャペロン)というタンパク質の発現が多くして対応している。今回飢餓時におけるストレスタンパク質の挙動を探ることで生体内にどのような変化が起きているか考える糸口として我々が長年研究してきたストレスタンパク質の一つである分子シャペロンHsp90とその関連タンパク質であるプロテアソーム活性化因子PA28に着目して研究を行った。Hsp90は飢餓時に発現が上昇することが知られており、そのRNAiは致死であることから、実験者が見いだした、Hsp90と相互作用するプロテアソーム活性化因子であるPA28について線虫で研究を行った。まず、PA28の3'側のエキソンにGFP遺伝子を挿入し、線虫の体内での発現をみたが蛍光は検出できなかった。昨年は野生株におけるPA28のRNAiを行って表現型がみられないことを報告したが、今年度はHsp90の変異体であるdaf-21でのRNAiを行った。しかし、RNAiを行っていない線虫と比べ、表現型に違いがみられなかった。今後は代表的な分子シャペロンの発現を飢餓時の線虫とそうでない線虫で違いがあるかを検討したいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Constantly Updated Knowledge of Hsp902005

    • 著者名/発表者名
      Kazuya Terasawa, Michiko Minami, Yasufumi Minami
    • 雑誌名

      Journal of Biochemistry (印刷中)

    • NAID

      10017344337

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi