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数学・理科・情報の教科で共通に使われている科学用語の分析に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15650169
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

坂谷内 勝  国立教育政策研究所, 研究企画開発部, 総括研究官 (70187053)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード科学用語 / 教科書
研究概要

中学校と高等学校の数学・理科・情報等の教科書に掲載されている索引を基に,科学教育用語データベースを開発した。このデータベースを用いて,数学,理科,情報の各教科の中で共通に使われている科学用語は何か,また,どのような特徴があるかについて調べてみた。この研究で以下のことが明らかになった。
(1)教科別の特徴
科学教育用語は,中学校より高等学校の方が増加する。1学年当たりで比較すると,数学は1.3倍,理科は3.7倍の増加率である。教科別の科学教育用語は,数学が少なく,情報(技術),理科の順に多い。高等学校の理科では,物理と化学が少なく,生物と地学が多い。
(2)異なる科目で共通の科学教育用語
4科目以上で共通に使用されている用語はない。3科目間で使用されている用語は,「電池,弾性,回路,紫外線,位置エネルギー,光合成,単細胞生物,核,光ファイバー,アンモニア,周波数(計11用語)」である。
(3)同一科目の教科書間の科学教育用語分析
対象とした教科書は,高等学校「理科総合A」の教科書全てである。理科総合Aの科学教育用語の異なり数は1189件である。この内,半数以上の680件が1つの教科書だけで使われている科学教育用語である。〔例:BTB溶液,CD-R, CTスキャン,DVD-R, IC(集積回路)〕逆に,すべての教科書で使われている科学教育用語は40件(3%)しかない。〔例:α線,β線,γ線,イオン,イオン結合,陰イオン〕

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 数学・理科・情報の教科で共通に使われている科学用語の収集と分析-科学教育用語データベースの開発-2004

    • 著者名/発表者名
      坂谷内 勝
    • 雑誌名

      日本科学教育学会第28回年会論文集

      ページ: 585-586

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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