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顔色による情動の動的評価に基づく仮想顔色画像合成とその教育教材等への応用

研究課題

研究課題/領域番号 15650180
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関香川大学

研究代表者

黒田 勉  香川大学, 教育学部, 助教授 (60264909)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード色彩配置 / デジタルコンテンツ / 教材 / 判りやすいコンテンツ / 遠隔講義 / 音声駆動型色彩変化インタラクションシステム / 色彩データベース / テレビ会議
研究概要

本年度は,昨年度から引き続き,ユニバーサルデザインに配慮したWebページに於ける背景と文字の色彩の組合せでの見やすさ・読みやすさの評価を行ったものである.昨年度行った,背景になる色彩と文字の色彩の組合せを25種類に対して背景と文字の色彩を反転させた48種類に増やした.昨年度の被験者を,教材を見るであろう学生・生徒に限らず,高齢者層にも拡大し,それぞれの色彩の組合せを5段階で評価してもらった.その結果,年齢層にかかわらず共通して見やすい組合せが存在すること,高齢者層と若年層では見にくい評価を行った組合せに差があり,好みも異なること,男女では好みの評価に差があることが明らかになった.従って,コンピュータディスプレイやテレビ会議で表示される顔色の印象を巧く表現するためには,一昨年度示した顔を目立たせるようにするための工夫が必要性の上に,文字を顔画像上に重ねる場合の色彩の組合せにも注意する必要があることが再度示され,男女間の好みの差が示されたことから閲覧者を限定する要素になると考えられる.
また,動きのある色彩の組合せの見やすさについての研究発表をHIS(ヒューマンインタフェース・シンポジウム)で行った.これは,音声の語りかけに対して動的にうなずき反応を起こす音声駆動型インタラクションシステムを基にして,音声の語りかけに対して色彩が変化する音声駆動型インタラクションシステムを構築し,評価を行った.その結果,一度に色彩が変化するものより順次変化していくものが好まれること,青から赤に変化するものがその逆より全ての項目で評価が高いことが示された.
本研究に対する補助は今年度で終了するが,顔色の動画像に果たす役割をさらに解明して応用を行うための基礎的研究は継続して行う予定である.

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Webページの文字配列の閲覧者による評価2004

    • 著者名/発表者名
      黒田 勉
    • 雑誌名

      信学技報 HCS2004-34

      ページ: 23-26

    • NAID

      110003271800

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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