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天然反応に立脚した有機物の酸化還元活性元素-酸化物協同触媒/光酸化反応の探索

研究課題

研究課題/領域番号 15651028
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 環境技術・環境材料
研究機関京都大学

研究代表者

杉山 雅人  京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 助教授 (10179179)

研究分担者 堀 智孝  京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (40108981)
研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード溶存有機物 / COD / マンガン酸化物 / 酸化還元活性元素 / 植物色素
研究概要

前年度の研究から過マンガン酸カリウム滴定法では、固体酸化物が共存している系での有機物濃度の測定は困難であることが分かった。このため、溶存有機物と懸濁有機物を分別して定量する方法を検討した。すなわち、溶存有機物は溶存有機炭素測定装置で、懸濁有機物は元素分析装置で測定することを試みた。実験に供した固体酸化物を硝子フィルター上に捕集して、それを元素分析装置で分析することにより、酸化物の種類に関わらず精度よく懸濁態有機炭素を測定できることが分かった。この方法で光酸化反応後の試料中の有機物を測定することが可能となったので、現在、有用な酸化還元活性元素-酸化物共同触媒の探索を行っているところである。
上記の研究と並行して、湖水中の有機物の分布ならびに水中懸濁有機物としての植物色素の定量法について研究を行った。種々の栄養レベルにある複数の湖での溶存有機炭素を測定したところ、基本的には栄養レベルが高いほど溶存有機炭素濃度が高いことが明らかになった。しかしながら、同ベルの湖においても、個々の分析値については湖によって大きな差があった。天然起源の水中有機物の一つである植物色素の液体クロマトグラフィーによる定量法について検討した。オクチル基担持樹脂を分離に用いることで8種の植物色素を逐次分離定量することができた。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Distribution of dissolved organic carbon in lakes of different trophic types.2004

    • 著者名/発表者名
      Y.Sugiyama et al.
    • 雑誌名

      Limnology 5・3

      ページ: 165-176

    • NAID

      10014221035

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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