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膜翅目昆虫毒液の化学進化

研究課題

研究課題/領域番号 15651093
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 生物分子科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

有本 博一  名古屋大学, 理学研究科, 助教授 (60262789)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2004年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード膜翅目 / 毒液 / ベッコウバチ / 麻痺 / 昆虫 / 毒 / クモ
研究概要

孤立性のカリウドバチの仲間は獲物を毒針で麻痺させ、長期間保存して子孫の餌にする。ファーブル昆虫記にも詳しく取り上げられた事象であるが、化学的な研究は立ち後れていた。我々は、孤立性カリウドバチの一種であるベッコウバチに着目して毒液中の麻痺性物質の追求を行なってきた。昨年度までに、獲物となるクモを用いた生物活性評価法を立ち上げ、毒液の分画と評価をおこなった。質量分析によって明らかになったキナーゼ様のタンパク質が麻痺性物質の一成分と思われる。しかしながら、質量分析データによるデータベース探索には限界もある。昆虫のゲノム研究の進度がヒトなどに比較して遅い事である。すなわち、データベースに登録されているタンパク質の数が少ない。本年度は、活性画分の電気泳動から得たタンパク質のエドマン分解をおこなった。得られたフラグメントをもとにプライマーを設計しクローニングをおこなった。新たに2種の新規タンパク質が得られたので、大腸菌によるリコンビナントタンパク質の合成と評価をすすめた。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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