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被虐待児のケアと育成を担う専門里親のニーズ把握とIT活用支援プログラムの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 15653039
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 社会福祉学
研究機関関西学院大学

研究代表者

芝野 松次郎  関西学院大学, 社会学部, 教授 (60162640)

研究分担者 木村 容子  頌栄短期大学, 保育科, 講師 (00352948)
研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード子ども虐待 / 被虐待児 / 専門里親 / 支援プログラム / IT
研究概要

1.支援プログラムのWeb-Siteのオーサリング
平成15年度から行った里親に対するニーズ調査の分析を基に、平成16年度にフローチャート化した実施手順とモジュール化したプログラム・コンテンツを検討し、大きくは(1)学習システムと(2)社会資源情報提供・検索システムをつくる方向でオーサリングを行った。技術面とコスト面において、二つのシステムを連動させることが難しいため、里親に対するニーズ調査の分析から設定した専門里親への支援プログラムの目標・目的に照らし、これら目標・目的の遂行や実用性といったプログラム効果の検討と、実施手順やモジュールの内容とプログラミングの修正・改良をくり返し行った。
最終的な支援プログラムのモジュールは、A.専門里親になるための姿勢・態度、B.里子にみられる兆候の理解と対応、C.里子の適応プロセス、D.里子を迎えて起こる家族内外のものごと、E.子どもへのかかわり方、F.ストレスとのつき合い方、G.里親-里子-実親のかかわりとなった。
それぞれのモジュールは、モジュールのテーマに関する尺度やワークシートを用い、ユーザー自身の関心や課題を絞り込む【ワーク】、その評価から解説をみる【評価・解説】(対応の仕方など実践的なことがらを学ぶための事例や実践上のアドバイスのリンク機能を含む)の流れで構成されている。
プログラム評価のためのデータベースには、ユーザーの属性、事前および事後アセスメント、ユーザーの各【ワーク】、実用性アンケートのデータが蓄積される。
2.プログラムの試行と評価
学会での発表や児童相談所、里親関連団体等への宣伝を行い、試行段階の本プログラムをWeb上で配信して試行し、継続的に評価を行っている。
3.成果の発表と展望
成果は順次、学会発表と学会誌への投稿を通して公にしている。『社会福祉学』(日本社会福祉学会)投稿査読中論文1篇、また、関連する成果は、研究成果に示した。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて 2006 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (3件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 子ども虐待援助に携わる児童福祉司のためのWeb Site型トレーニングツールの開発的研究-叩き台の作成とその評価2006

    • 著者名/発表者名
      原佳央理
    • 雑誌名

      子ども家庭福祉学 第5号

      ページ: 23-35

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 「子どもの最善の利益」の証(エビデンス)を求めて-ソーシャルワークにおけるリサーチとプラクティスを繋ぐ2005

    • 著者名/発表者名
      芝野松次郎
    • 雑誌名

      先端社会福祉研究 第2号

      ページ: 359-399

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 被虐待児の養育を担う専門里親の潜在的ニーズ-里親のニーズに関するアンケート調査から-2005

    • 著者名/発表者名
      木村容子
    • 雑誌名

      関西学院大学社会学部紀要 第98号

      ページ: 93-104

    • NAID

      110004476294

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] ソーシャルワーク研究における評価研究法-マイクロレベル実践における評価調査を中心として-2004

    • 著者名/発表者名
      芝野 松次郎
    • 雑誌名

      ソーシャルワーク研究 Vol.26 No.4

      ページ: 42-51

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 子ども虐待予防としてのペアレントトレーニング-『親と子のふれあい講座』の試み-2004

    • 著者名/発表者名
      中島尚美 他
    • 雑誌名

      子どもの虐待とネグレクト 6巻・1号

      ページ: 89-99

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] 里親が知っておきたい36の知識-法律から子育ての悩みまで【改訂版】2006

    • 著者名/発表者名
      里親養育マニュアル作成検討委員会
    • 総ページ数
      160
    • 出版者
      エピック
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] Using Evidence in Social Work Practice : Behavioral Perspectives2004

    • 著者名/発表者名
      Briggs, H.E., Rzepnicki, T.L.(eds.)
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      Lyceum Books
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] エビデンス・ベースト・カウンセリング(現代のエスプリ別冊)2004

    • 著者名/発表者名
      内山喜久雄, 坂野雄二(編)
    • 総ページ数
      328
    • 出版者
      至文堂
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 里親養育マニュアル作成 検討委員会: "里親が知っておきたい36の知識"株式会社 エピック. 160 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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