• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

超小型高エネルギー重イオン加速器ECR-IPACの原理実証機の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15654034
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関東京工業大学

研究代表者

服部 俊幸  東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (50134648)

研究分担者 野田 耕司  放射線医学総合研究所, 重粒子物理工学研究部, 主任研究員 (80228329)
林崎 規詫  東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助手 (50334537)
研究期間 (年度) 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2003年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワードECR-IPAC / 超小型重粒子ガン治療装置 / 高エネルギーイオン注入装置 / イオンプラズマ相互作用 / イオンプラズマ加速器 / ECRプラズマ / 新型加速器
研究概要

ECR-IPAC型重イオン加速器について,電磁場計算プログラムPOISSONにより直流型ソレノイドコイル,パルス型ソレノイドコイル,鉄磁極の配置最適化を主体にした全体設計をおこなった。装置製作にあたっては,高周波電源類は既存備品を使用し,ソレノイドコイル類は別予算で製作をおこなった。現在は,各部品の組み立てをおこない,本補助金で購入した真空排気装置を取り付けて,重イオン加速の原理実証の準備段階にある。これらの研究経過については,東京工業大学原子炉工学研究所所内公募研究成果報告会で報告した。また,今後の実験結果をもとに,平成17年度科学研究費補助金(基盤研究AまたはB)に申請する予定である。
なお,この研究過程から「周波数変調電子加速型ECRイオン源」という新方式のイオン源について着想し,平成16年度科研費萌芽研究に「FM電子加速型ECRイオン源の原理実証機の研究」として申請した。同様にして,電子のパルス磁場加速による新方式のECRイオン源の発想も生まれ,「ジャイラック加速電子型ECRイオン源」として,前者とあわせて特許申請を準備中である。これらの研究過程および成果は,粒子線がん治療用加速器に関する共同研究報告会で報告をおこなった。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 服部俊幸: "がん治療用小型24MeV炭素入射テスト機と超小型ECR-IPAC装置"粒子線がん治療用加速器に関する共同研究報告書(HIMAC-077). 77. 39-45 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 林崎規託, 服部俊幸: "超小型プラズマ加速器ECR-IPACの開発"東京工業大学原子炉工学研究所所内公募研究成果報告会概要集. (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

URL: 

公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi