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不規則な運動を伴う三次元現象の計測に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15656099
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 計測工学
研究機関宮崎大学

研究代表者

川末 紀功仁  宮崎大学, 工学部, 助教授 (20214645)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード形状計測 / レーザー / CCD / 画像処理 / 距離計測 / レーザ / CCDカメラ / 計測 / 三次元 / カラー / ビームスプリッタ
研究概要

計測点が動く場合には,計測点の運動にビームスプリッタと合わせ鏡の回転が加えられるため,らせん軌跡が撮影される.計測点の運動に対しビームスプリッタの回転数が十分早い場合は,円軌跡として近似することで容易に解析できるが,計測点の運動が早い場合は,らせん軌跡となる.らせん軌跡を解析するために,異なる時刻に撮影された計測点の移動量を画像から求め,この情報をもとに,らせん軌跡のピッチを推定する手法を用いた.らせんの露光開始時刻でのビームスプリッタと合わせ鏡の位相を検出し,らせん軌跡の描画位置を算出した.この手法の解析性能を評価するために,z軸テーブル上に設置したディスプレイにマルチスポットレーザに見たてたスポットを表示し,このスポットをソフトウェアにより,任意の速度で移動させた.計測器から,対象までの距離,計測点の間隔および計測点の移動速度を任意に変化させながら,画像の解析性能および計測精度を検定した.また,z軸テーブル上に設置した平板にマルチスポットレーザを投光し,z軸テーブルをモータで移動させながら,計測を試みた.光を用いた計測であるために,計測器周りの明るさの影響を受けやすい.そのため,マルチスポットレーザを投光する前の画像をマルチスポットレーザ投光後の画像から,輝度値の引き算を行うことで,画像全域にわたって,輝度値が均等になるようにした.これにより,軌跡の切り出し精度が向上した.以上の処理方法により,距離に対し,誤算約1%の精度で計測できることを確認した

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 回転するビームスプリッタと合わせ鏡を用いた三次元計測2005

    • 著者名/発表者名
      川末 紀功仁
    • 雑誌名

      日本機械学会論文集(C編) 71巻705号

      ページ: 213-218

    • NAID

      10013559885

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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