研究課題/領域番号 |
15659107
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
舘田 一博 東邦大学, 医学部, 助教授 (20236558)
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研究分担者 |
石井 良和 東邦大学, 医学部, 助手 (90246695)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 緑膿菌 / Quorum-sensing / Autoinducer / マクロライド / quorum-sensing / autoinducer |
研究概要 |
本研究3年計画の3年目を実施し、以下の項目において研究の成果が得られた。 (1)緑膿菌Quorum-sensing機構に関与する遺伝子(lasI,lasR,rhlI,rhlRなど)のreal time PCR発現評価系により、それぞれの遺伝子発現について検討を加えた。その結果、マクロライド剤によるQuorum-sensing機構の抑制はこれら関連遺伝子の抑制では説明できないことが明らかとなった。これらの知見をもとに、現在マクロライド剤の標的蛋白の探索を行っている。(2)緑膿菌Quorum-sensing機構に関わる蛋白の精製と抗体作成を行い、autoinducer分子C_<12>-HSLのELISAによる定量評価系を確立するとともに、C_<12>-HSLに対するワクチン療法の可能性について検討を加えた。(3)autoinducer分子(C_4-HSL,C_<12>-HSL)の生体細胞へ及ぼす影響について検討し、C12-HSLがマクロファージ・好中球に対して強いアポトーシス誘導能があることを確認し、autoinducer分子に対する生体側受容体の探索、およびその細胞内シグナル伝達系への影響について検討を加えた。C12-HSLに対する生体側ターゲット分子の探索に関してはプロテイン・アレイ法およびDNAアレイ法を用いた検討も同時に実施しており、いくつかの候補蛋白が推定されている。(4)マクロライド誘導体のQuorum-sensing阻害活性について検討し、いくつかの化合物が強いQuorum-sensing阻害活性を有していることを確認した。
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