研究課題/領域番号 |
15659344
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
大井 静雄 (大井 靜雄) 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (30194062)
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研究分担者 |
田中 忠夫 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (50110929)
高橋 浩一 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90246413)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 胎内水頭症治療指針 / 胎児水頭症病態 / 胎児水頭症 / PCCH Stage分類 / 神経内視鏡 / semi-rigid endoscope / マクロセンサー / マイクロフォーセプス / 胎内外科 / ventriculo-amniotic shunt / 胎児中枢神経系奇形 / 出生前画像診断 / 出生前胎内治療 / フェトカテーテル |
研究概要 |
胎内水頭症治療指針に関しては、現時点で決定的な見解はない。申請者らの提唱したPerspective Classification of Congenital Hydrocephalus (J.Neurosurg 88,1998)におけるClinico-embryological Stage IIに相当する時期には、胎児水頭症病態は、不可逆なニューロン成熟障害をもたらすことを報告した。本研究は、これらの私共の業績の上に胎児水頭症に対する出生前治療を、非侵襲性直視下手術の新たな手術法に求め、神経内視鏡的に施行する機器を開発することを目的とした。 本年度の研究としては、神経内視鏡付帯機器及びマイクロカテーテルの開発は、ドイツでの共同研究のもとに大井静雄が担当し、臨床応用の検討においては産婦人科学の見地から田中忠夫が、さらに、実用化においては治療応用として大井静雄が検討を加えた。 本年度に開発を進め設計段階まで完成したフェトカテーテルは、2mm直径の外径を有し、すでに市販されている0.75mmの高画質semi-rigid endoscope(針状内視鏡システム)の挿入を可能とした。endoscope挿入時に側面に設けたインレットから手術野のナビゲーションが可能である。同内視鏡観察下にdural endoscopeの手技を用い、semi-rigid endoscopeにシースを付けたロッドをスタイレットにして、胎内脳室内に正確に脳室チューブをガイドする機能を有する。 本研究をすすめるにあたっては、今後はさらに、大動物実験モデル(妊娠山羊)を用いた基礎実験を行なう予定である。そして、胎生期後期の頭蓋冠脳室系等を参考に開発中のフェトカテーテルの挿入法・神経内視鏡導入法・短絡管設置法を実験的に確立しその実用性を検討する。
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