研究課題/領域番号 |
15659355
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
江川 洋史 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (20359912)
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研究分担者 |
安井 夏生 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (00157984)
板倉 光夫 徳島大学, ゲノム機能研究センター, 教授 (60134227)
中野 俊次 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60294683)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 罹患同胞対解析 / 関連解析 / 疾患感受性遺伝子 / SNP / LD block / ハプロタイプ |
研究概要 |
独自に行った関節リウマチ罹患同胞対解析の結果をもとに、疾患感受性候補領域約25.3Mbを選定し、疾患感受性遺伝子を同定するためSNP(single nucleotide polymorphism)を用いた網羅的関連解析および連鎖不平衡解析を行った。 候補領域内のNPをデータベースより抽出し日本人健常対照者46名のゲノムDNAを用いて頻度調査を行い、マイナーアレル頻度15%以上で、遺伝子領域を平均10〜20kb間隔でカバーするマーカーセットを作成した。TaqManアッセイを用いたタイピングをまずRA患者380名、健常対照者380名で行い、アレル頻度の差をx^2検定で解析した。728 SNP中P<0.05であった48 SNPを新たなRA患者380名、健常対照者380名でタイピングした。4 SNPが再現性を持って有意差を示し、これらのSNPはSEC8L1遺伝子のイントロン10に隣接して存在していた。これらのデータを統合したケース・コントロール760名ずつの解析ではSNP 441(rs2911495)でP=0.000059と強い有意差が検出された。 SNP441周辺の連鎖不平衡解析を行うと、再現性を持って有意差を示したSNPはSEC8L1遺伝子内の約300kbのLD(linkage disequilibrium)ブロック内に存在していた。ブロック内に他の遺伝子は存在せずSEC8L1が疾患感受性遺伝子であることが予測された。ブロック内でのハプロタイプ解析では疾患感受性ハプロタイプ、疾患抵抗性ハプロタイプを同定した。 培養滑膜線維芽細胞を含む人の組織を用いた発現解析ではSEC8L1がほぼユビキタスに発現していることが確認された。 以上の結果よりSEC8L1を新規関節リウマチ疾患感受性遺伝子としてArthritis and Rheumatismに発表予定である。
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