研究課題/領域番号 |
15659484
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
篠原 正徳 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (90117127)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / リンパ管内皮細胞 / リンパ節転移 / リンパ管新生抑制 |
研究概要 |
(1)頚部郭清術の手術材料から、リンパ節を分離しその細胞にVEGF-C及びVEGF-Dを加え、増殖してくる細胞の継代を繰り返し、これに各種培養口腔扁平上皮癌細胞株の培養上清を加えた。さらに、増殖してくる細胞の継代を繰り返し、VEGFR3とデスモプラキンをマーカーにして、培養リンパ管内皮細胞を樹立した。 (2)培養リンパ管内皮細胞のVEGFR3の発現を免疫染色法、ウエスタンブロット法、PCR法で検出し、既存の血管内皮細胞とその発現量を比較した。さらに、この培養リンパ管内皮細胞に各種口腔扁平上皮癌細胞株(10種類)の無血清培養上清を加え、リンパ管内皮細胞のVEGFR3発現亢進をもたらす癌細胞株を検索した。 (3)用いられた癌細胞株のVEGF-CとVEGF-DおよびVEGF、HGF、FGFの発現量をELISA法、PCR法およびノーザンプロット法にて比較し、リンパ管新生因子がVEGF-CやVEGF-Dであるか否かを検討した。 (4)口腔扁平上皮癌細胞とリンパ管内皮細胞との親和性を両細胞の接着分子の発現から解析した。リンパ管内皮細胞上に癌細胞を播種し、種々の抗接着分子抗体を用いて、接着阻害を調べ、どの接着分子が重要であるかを解析した。 (5)リンパ管内皮細胞の培養上清を遊走因子と仮定して、migration assayを行い、リンパ管に対する親和性を扁平上皮癌で検討した。
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