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美術館におけるサインデザイン指針に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15700176
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関筑波大学

研究代表者

田中 佐代子  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (10326415)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードサイン計画 / Wayfinding / 美術館 / 博物館 / サインデザイン / 看板 / ディスプレイ / アメニティ / ユニバーサルデザイン
研究概要

本研究の最終的な目的は、美術館・博物館におけるサイン計画の指針を提案することである。昨年度はヨーロッパとアメリカ合衆国における大規模・中規模な美術館・博物館のサインの実態調査を行った。公共性を重視するため、各国を代表する中規模以上の美術館・博物館役20箇所を主な調査対象とした。本年度はこれらの収集データを整理した。その結果、サインの部門は、館外、エントランス周辺、館内移動空間、展示室、サービス、管理、ハンディキャップ者・乳幼児のように分類をすることができた。また、サインの掲出位置は、吊下型、突出型、壁付型、自立型、直付型、直刷型、半自立型、その他に分類でき、さらに表示媒体は不透明ボード型、バナー型、透明ボード型、ディプレイモニタ型、貼り紙型に分類できた。
2004年6月に開催された日本デザイン学会研究発表大会では、主に部門別分類と、各部門の特徴について、収集資料の具体的事例をもとに解説した。2005年3月に発行された筑波大学芸術研究報では、サインの部門別に、各部門の特徴、掲出位置、表示媒体、各美術館・博物館の特徴などについてさらに詳しく述べた。さらにサインにおける外国語表記の有無、展示室のナンバリングと色分けについてもまとめた。
その他、2004年11月には大韓民国の美術館・博物館のサインに関する資料収集を行った。また2005年2月には、オランダのデルフト工科大学のビジュアル・インフォメーション。グループでサインに関する打ち合わせと資料収集を行った。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] ヨーロッパとアメリカ合衆国における美術館・博物館のサイン計画に関する実態調査 〜美術館・博物館におけるサイン計画の指針構築に関する研究〜2005

    • 著者名/発表者名
      田中 佐代子
    • 雑誌名

      芸術研究報25 第43輯

      ページ: 107-134

    • NAID

      40006790261

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 美術館・博物館におけるサイン計画の指針に関する調査研究その1 〜ヨーロッパとアメリカ合衆国の現状〜2004

    • 著者名/発表者名
      田中 佐代子
    • 雑誌名

      デザイン学研究第51回研究発表大会概要集

      ページ: 96-97

    • NAID

      130004637333

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 田中 佐代子: "ヨーロッパにおける美術館・博物館のサイン"サインズインジャパン. 110号. 64-69 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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