研究課題/領域番号 |
15700354
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
藤井 康友 自治医科大学, 医学部, 講師 (00337338)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 超音波 / テクスチャ解析 / 減衰係数 / 非線形パラメータ / 超音波組織性状診断 / 脂肪肝 / 組織性状診断 / 肝臓 / 甲状腺 |
研究概要 |
本年度は、テクスチャ解析、減衰係数、非線形パラメータの臨床データ(正常肝、脂肪肝、肝硬変)の収集をひきつづき行った。それらの臨床データと脂肪入り寒天ファントムで得られた基礎データとの対比を行った。そして、それらのデータを基に現在使用中のRF信号解析システムの改良およびこれらパラメータの画像化に取り組んだ。 テクスチャ解析は、既にそのパラメータの画像化が本研究にて可能となっており、本年度は中でも、減衰係数および非線形パラメータの画像化に主眼をおいた。本年度の研究によって、テクスチャ解析と比べて減衰係数および非線形パラメータは、そのパラメータ算出に際してより多くのRF信号が必要、ばらつきが大きいなどの問題点を有していることが明らかとなった。これらのパラメータを画像化するにはそれら問題点の解決が必須である。そのためには、新たな送信法に基づく広帯域化した探触子の開発やRF信号収集解析ソフトの更なる改良などが必要であると考えられ、今後の研究の方向性が示唆されるものとなった。 それらの研究成果を、第回日本超音波医学会研究発表会(2005年5月20日〜5月22日:東京、東京国際フォーラム)、および2005 AIUM Annual Convention and 50^<th> Anniversary Celebration(2005年6月19日〜6月22日:フロリダ州オーランド市、Disney Swan & Dolphin)にて発表した。
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