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高齢者の転倒に関する前向き調査および運動機能との関係

研究課題

研究課題/領域番号 15700454
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関(財)東京都高齢者研究・福祉振興財団

研究代表者

杉浦 美穂  財団法人高齢者研究, 福祉振興財団・東京都老人総合研究所, 研究助手 (30260293)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード地域在住高齢者 / 転倒 / 前向き調査 / 運動機能 / 発生率
研究概要

二年間に亘る研究の二年目に当たる今年度は、昨年度から引き続き追跡調査を実施した。
〔追跡調査〕
昨年度と同様の、毎月一度の頻度で行う転倒に関する追跡調査を引き続き継続した。調査方法は昨年度と同様で、電話、郵送、ファックスおよびEメールのいずれかとした。全12回中昨年度に4回の調査を完了していたため、今年度は残りの8回の調査を実施した(最終月11月)。
〔結果および考察〕
入院、死亡、そして連絡不能等による調査中止者12名を除き、1年間(12回調査)全完了者は322名であった。
複数転倒者を含む各月ののべ転倒者数(%)は、14(4.3)、16(5.0)、18(5.6)、8(2.5)、10(3.1)、7(2.2)、11(3.4)、5(1.6)、8(2.5)、5(1.6)、9(2.8)、7(2.2)であり、毎月の平均転倒者割合は約3.1%であった。
年間の複数転倒者を含む転倒は118名(全体の36.6%)であった。そのうち複数転倒者は27名であり、転倒者の34.17%を占めた。一年間のうち一回のみ転倒者は52名であった。高齢者運動機能と転倒との関連については集計中である。
召集型の健康調査に参加できる70歳以上高齢者を一年間の転倒経験を追跡した結果、全体の3割以上の高齢者が転倒しており、転倒者のうちの3割以上が2回以上転倒していることが分かった。このことから、高齢者の転倒防止対策の緊急性が改めて確認された。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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