研究課題/領域番号 |
15700508
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
カワモト ポーリン・ナオミ (KAWAMOTO Pauline・Naomi) 信州大学, 工学部情報工学科, 助教授 (40283238)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ペトリネットツール / CAI / ソフトウェア開発 |
研究概要 |
多くの教育機関や企業はインターネットの普及により簡単に教育コンテンツを充実できるようになった。しかし、プログラミング経験がないとそのコンテンツを一つのCAIシステムに発展させるのは難しい。CAIシステムにはコンテンツ提供以外に学習効果や進捗状況をモニターする事があり、そのためのプログラミングが必要になる。 本研究では、インターネット用のCAIソフトウェアが簡単に設計、生成できるツールの開発を行った。以前、並列処理などのモデリングに使われるペトリネットのグラフ概念を用いてPetri Net Design System(PDS)というツールを開発し、ロボット・コントローラ等のプログラム設計とそのCコード生成に応用して来た。このPDSツールはMS-DOSで実行するために作られていたが、現在はウェブ上のCAIシステムの開発に対応するため、Javaに書き換えウェブ上の実行ができるバージョン(Web-PDS)となっている。PDSツールの画面表示、キーボード入力、タイマー機能などに加え、Web-PDSは、更にCAIソフトウェアに必要なCGI機能が実現できるように拡張をしている。ユーザマニュアルやソースのダウンロードをhttp://markun.cs.shinshu-u.ac.jp/kiso/projects_old/petrinet/pds/ug-e.htmlで公開する予定である。 以前からWindowsで動作するペトリネットツールの問い合わせが多くあった。今回はWin-PDSの開発も始め、上記ホームページで紹介、ソース提供をする。
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