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教室での観察学習を目的とした自然史博物館展示のバーチャルリアリティの試み

研究課題

研究課題/領域番号 15700532
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関神奈川県立生命の星・地球博物館

研究代表者

田口 公則  神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 学芸員 (70300960)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード博物館 / 展示学習 / デジタル展示 / 観察学習 / バーチャル展示物 / 展示物のデジタル記録 / 概念地図 / 展示観覧時の観察 / 来館者調査 / 展示物のバーチャル化
研究概要

本研究の目的は、展示物の観察を主眼とする学習支援のデジタルコンテンツの開発である。そのために、(1)教師が展示学習をすすめる上で必要なバックグランド情報を開発整備、ならびに(2)教室のプロジェクタに表現されるバーチャル展示物(観察学習対象物)の開発、をすすめた。最終年度にあたる本年度は、これまでの成果を踏まえ、博物館展示を用いた学習プログラムの実践とデジタルコンテンツの追加を行った。
1.「アンモナイトの壁」展示を素材とした学習プログラムの実践
神奈川県立生命の星・地球博物館での講座において、「アンモナイトの壁」と教材としたプログラムを実践した。観察の順序は、1)展示物の観察、2)デジタルコンテンツでの観察と確認、3)展示物での再確認、となった。当初は1)と2)の二つの観察による学習を想定した。しかし、観察が深まるに従い、デジタル画像ではなく実際の展示物を再確認したい、という状況が生まれ、再度展示物の観察となった。これは教室にて共通のデジタル画像の再観察を行い、学習者に視点を共有させた結果といえる。
2.「アンモナイトの壁」デジタルコンテンツ
アンモナイトの壁のデジタルコンテンツは、展示壁のインデックスページと各画像をリンクしたファイル集である。CD一枚ほどのファイル容量となる。ウェブ公開用として画像を小さくリサイズし、ページの移動のボタンを追加する等の改良を行いHTML化した。最近、ズームアップしながらポイントを拡大していくシステムが普及してきた。
展示物の全体像から詳細部を確認できるデジタルコンテンツは、一体何を見たらよいのかわからない展示について、観察者の視点をベースに観察事象を深めていくためのよいツールとなる。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] アンモナイトの壁をじっくり見る2006

    • 著者名/発表者名
      田口公則
    • 雑誌名

      初等理科教育 No.499

      ページ: 50-51

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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