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ダイナミックプロセスの同定・制御のための実践的手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 15710122
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関東京理科大学

研究代表者

鈴木 知道  東京理科大学, 理工学部, 講師 (50251369)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードダイナミックプロセス / 同定 / 制御 / 時系列解析 / 統計的データ解析
研究概要

本研究はダイナミックプロセスの制御においての問題点を現実のデータの解析を通じて抽出・整理すること,そして明らかとなった問題点に対する実践的な解決方法を提案,検討することが目的である.本研究の研究計画は大きく分けると2段階に分けられる.第1段階では,現実のダイナミックプロセスの同定・制御で起こっている問題点を抽出することである.第2段階では,第1段階の結果をもとにダイナミックプロセスの同定・制御を効果的に実現する実践的手法の開発を行う.本年度は第2段階を実行した.
本年度では,昨年度で見つけられた問題点に対しての解決方法を検討した.確立されているシステム同定やダイナミックプロセスの制御に関する理論をもとに,解決方法の検討を行った.提案した方法の評価を理論的な方向と実践的な方向の両面から行った.理論的な数式の展開により,提案したシステムの基本的な特性を明らかにした.さらにシミュレーションによる検討を行い,実際の場で使われたときの性能を把握した.このシミュレーションには昨年度に購入した高性能データ解析システムを用い,シミュレーション用のプログラムを作成し実行した.
以上の研究成果を,2004年6月に行われた8th International Workshop on Intelligent Statistical Quality Controlにて発表を行い,いくつかの貴重なコメントを得た.また,同年8月に行われた第18回アジア品質シンポジウム(18th Asia Quality Symposium)においても,専門家と議論を行い,研究に関する考察を行った.それら研究結果は論文としてまとめあげ,現在,Springer-Verlag社のFrontiers in Statistical Quality Control誌に投稿中である.

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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