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企業シミュレータを実装するケーススタディ型eラーニング環境の構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15710124
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

後藤 正幸  武蔵工業大学, 環境情報学部, 助教授 (40287967)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードeラーニング / Web Based Training / 企業モデル / 遠隔教育 / セルフラーニング / 経営工学教育 / 企業シミュレータ / バーチャルスタジオシステム / ビジネスモデル / 企業 / シミュレーション / コストモデル / 利益モデル / 学習モデル / 意思決定
研究概要

本研究では,企業シミュレータを実装するeラーニング環境の構築を目的とし,様々な切り口から研究を行ってきた.第1に,企業経営やマネジメントについて勉強するための素材研究として,ビジネスモデルや企業経営における様々なモデルについて研究を行った.とくに,サプライチェーンが重要という認識から,多段階物流モデルについて新たな方法を提案し,評価を行っている.第2に,従来の情報検索技術や多変量解析の手法を援用し,学習者のアンケートを効率的に分析し,選択式アンケートの他,自由記述式アンケートからも知識発見が可能となる手法について一連の方法を提案している,eラーニング環境においてはLMS(学習進捗管理システム)の進歩もあり,比較的容易に多くの学生データを取得できるようになっている,これらのデータから効率的に有効な情報を引き出す手法は,今後のeラーニング環境においては重要な位置を占める.第3に,様々なeラーニングコンテンツを構築し,評価することで,本研究の目的とする経営戦略に関するeラーニング環境構築のための様々なノウハウ蓄積を行った,ネパールの環境問題社会問題について,バーチャルスタジオシステムを使って,ネパールの大学教員とコンテンツを共同作成した.また,Flashを用いて環境英語学習コンテンツ,TVMLとFlashの組み合わせでCプログラミングの学習コンテンツ等を構築し、実際の授業で試用して評価も行っている.プログラミングの授業においては,学内遠隔授業を開講し,その評価も行った.最後に,Flashを用いてストーリー性のある企業経営のためのeラーニングコンテンツを構築した.これは,社内チームが議論を進めながら,問題解決にあたるストーリーで展開する学習コンテンツであり,随所に学習者が自身で値を入力したりしてシミュレーションを駆使しながら学習を進められるよう工夫がなされている.

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (6件) 文献書誌 (6件)

  • [雑誌論文] サイバー・オーストラリア熱帯雨林プロジェクトの実施とその教育効果2005

    • 著者名/発表者名
      後藤正幸, 小堀洋美
    • 雑誌名

      武蔵工業大学環境情報学部,情報メディアセンタージャーナル Vol.6

      ページ: 44-51

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] Construction of Education Modules : The Cyber Nepal Project2005

    • 著者名/発表者名
      Masayuki Goto, Brenda Bushell, Naomi Hara
    • 雑誌名

      Journal of the Center for Information Studies Vol.6

      ページ: 22-29

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 初級プログラミング科目を対象とした学内遠隔教育とその効果2005

    • 著者名/発表者名
      後藤正幸, 大野明彦, 萩原拓郎, 横井利彰
    • 雑誌名

      武蔵工業大学環境情報学部,情報メディアセンタージャーナル Vol.6

      ページ: 30-37

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 英語eラーニング教材開発の試み2005

    • 著者名/発表者名
      吉田国子, ブレンダ・ブッシェル, 後藤正幸, 関根紳太郎, 石村雄亮, 松元崇子
    • 雑誌名

      武蔵工業大学環境情報学部,情報メディアセンタージャーナル Vol.6

      ページ: 38-45

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] ネットワークを活用した中小企業の技術マーケティング2004

    • 著者名/発表者名
      後藤正幸, 増井忠幸, 渡邊法比古
    • 雑誌名

      武蔵工業大学環境情報学部,情報メディアセンタージャーナル Vol.5

      ページ: 44-51

    • NAID

      40006246035

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] UMLに基づくビジネスモデルの多変量解析による構造分析2004

    • 著者名/発表者名
      後藤正幸, 増井忠幸
    • 雑誌名

      ビジネスモデル学会 年次大会 講演予稿集

      ページ: 42-45

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 森雅俊, 後藤正幸: "製品切替えにおける生産・販売の統合的意思決定モデルの研究"日本経営工学会論文誌. 54巻1号. 26-35 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 酒井哲也, 伊藤潤, 石田崇, 後藤正幸, 平澤茂一: "情報検索技術を用いた効率的な授業アンケートの分析"経営情報学会2003年春季全国研究発表大会. 182-185 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 後藤正幸, 酒井哲也, 伊藤潤, 石田崇, 平澤茂一: "選択式・記述式アンケートからの知識発見"コンピュータ利用教育協議会 2003PCカンファレンス. 43-46 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 後藤正幸, 渡邊法比古: "中小企業の新たな技術マーケティング"経営システム. 13巻3号. 109-113 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Masayuki Goto, Takashi Ishida, Shigeichi Hirasawa: "Representation method for a set of documents from the viewpoint of Bayesian statistics"2003 IEEE International Conference on System, Man, & Cybernetics. 4637-4642 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Masayuki Goto, Toshiyasu Matsushima, Shigeichi Hirasawa: "A source model with probability distribution over word set and recurrence time theorem"IEICE Trans.Fundamentals. Vol.E-86-A No.10. 2517-2525 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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