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個体分裂アルゴリズムを用いた座席予約システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15710128
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関近畿大学

研究代表者

木村 有寿  近畿大学, 工学部, 講師 (10309271)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワードビジネスモデル / 固体分裂アルゴリズム / 座席予約システム / 個体分裂アルゴリズム
研究概要

ネットワークを通して業者と利用者,あるいは利用者間で座席の取引をリアルタイムに行うことを想定した座席予約に関する新たなビジネスモデルを提案し,その提案モデルに対する最適な取引を行うための座席予約システムの構築と運用を行った.具体的には,提案ビジネスモデルに基づく座席取引を想定した座席予約システムの運用シミュレーションにより,座席割当システムで使用する個体分裂アルゴリズムのチューニングを行った.チューニングは,個体分裂アルゴリズムにおける座席割当に関する部分を中心に行い,座席割当の最適解を求めつつ,座席割当の速度を上げることを可能にした.この過程において,個体分裂アルゴリズムは従来の手法に較べて規模の大きな組み合わせ最適化問題に使用することができるものの,適用する個々の問題に応じて行われるヒューリスティックな設定が計算の精度や速度を決定する大きな要因となり,その使用に関しては適用する問題への十分な理解が要求されることが再確認された.
システムのチューニング終了後,学内ネットワーク上の40台のコンピュータを用いた運用試験を行った.ただし,今回のシステムでは,システムの安全性確保や利ざやによる利益の確保のみを目的とした不健全な座席の取引を排除する目的から,サーバ間の座席予約情報の受け渡しを一部人的な対応により行った.運用試験の結果,システムの安定的な運用に問題は生じず,小規模システムにおいては,十分に実用化が可能であることを示した.

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] A New Business Model for Electronic Commerce2004

    • 著者名/発表者名
      Kimura, A
    • 雑誌名

      The Seventh China-Japan International Conference on Industrial Management

      ページ: 820-824

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 木村 有寿, 篠田健, 天田三郎: "サービス座席予約システムのための階層的座席割当計画法 ビジネスモデルに関する研究(第3報)"社団法人日本経営工学会 平成15年度 秋季研究大会予稿集. 172-173 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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