研究課題/領域番号 |
15710129
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
合志 和晃 九州産業大学, 情報科学部, 助教授 (10294901)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 高度交通システム / ITS / 安全運転 / 教育 / 運転挙動 / インターネット / 移動体通信 / ネットワークバーチャルリアリティ |
研究概要 |
1.複数車両の管理のためのシステムの研究 自動車の事故のうち追突事故、出会い頭事故の事故件数をあわせると60%以上であり、これらの事故を防ぐことができれば大幅に事故件数を減らすことが可能である。そこで、追突事故防止、出会い頭事故防止を教育内容に、複数車両の管理のためのシステムを構築し、実験を行った。複数車両の管理の為には、車載したコンピュータで運転挙動が安全かどうかを自動的に判断する必要がある。この判断によって車載コンピュータから管理者用コンピュータに不安全挙動の通報を送り、管理者が運転者に助言・警告を行う。今回、出会い頭事故防止の為の不安全通報の機能を組み込んだシステムを開発し、搭載した車両にて実際に走行して実験を行った。また、商用車にシステムを搭載し運転挙動の把握が可能であることを明らかにした。また、出会い頭事故防止の為に必要な一時停止位置情報データベースの構築方法についても研究を行った。 2.運転挙動情報表示システムの研究 先急ぎ運転の非効率性について運転者に提示したり、自己管理できる運転者のための警告表示をしたりするための運転挙動情報表示システムの研究を行った。 3.安全運転理論の教育システムの研究 ASSISTによる実践的な教育と組み合わせて行う安全運転理論の教育システムについて、交差点での安全確認の上で重要となる左右の確認の頭の動きを把握できるセンサを用いた安全運転教育用ドライビングシミュレータについて研究を行った。
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