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日本語教育実習生の教授ストラテジーはどのように変化するか

研究課題

研究課題/領域番号 15720120
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関横浜国立大学

研究代表者

河野 俊之  国立大学法人横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (60269769)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード教育ストラテジー / 日本語教育実習 / 縦断研究 / 教育ビリーフ / 教師の成長 / 気づき / ストラテジーディベロップメント
研究概要

教師養成において、近年、「教師トレーニング」から「教師の成長」へのパラダイム・シフトが生じ、教師養成では、「自己研修型教師」「内省的実践家」を目指すべきであるとされている。「自己研修型教師」「内省的実践家」を目指すには、何を、どう観察するのか、どうしたら気づくのか、何を元に、何を使って、どのように内省するのか、リソースにどのようにアクセスし、どのように計画するのか、などを考える必要がある。これらについて、実習生が自律的に考えるために、教育ストラテジー調査表を用いて、自身の教育ストラテジーを振り返り、それの向上、拡大について考える機会を与えたらよいのではないかと考えた。
学習ストラテジーのSILL (Strategy Inventory for Language Learning)を参考に、教育ストラテジー調査表を試作した。また、学習ストラテジーについては、特にメタ認知ストラテジーが重要であるという先行研究があることから、教育ストラテジーにおいても重要であろうと考え、その項目を増やした。また、調査を元に、授業の改善や教師の成長のためのリソースについて考えるようになることを期待し、リソースに関する項目も増やした。また、BALLI (Beliefs about Language Learning Inventory)を参考に、教育ビリーフについての項目も追加した。
現役日本語教師、ボランティア日本語教師、ボランティア日本語教師になるための講座受講者、日本語教育専攻の学部3年生、4年生、大学院生を対象に調査した。その結果、調査対象によって、調査結果が異なること、自身の教育ストラテジーを振り返り、それの向上、拡大について考える機会を与えることができることなどがわかった。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 河野俊之: "教育ストラテジーディベロップメントの試み"日本語教育方法研究会誌. 11-1. 38-39 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 河野俊之, 小河原義朗: "教育実習で授業を学ぼう!(11) 実習の目的を考える"月刊日本語. 2月号. 40-45 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 河野俊之, 小河原義朗: "教育実習で授業を学ぼう!(12) 実習で何をすべきか"月刊日本語. 3月号. 40-45 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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