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外国人の日本語の発音に対する日本人評価の研究-方法論の検討と日本語教育への応用-

研究課題

研究課題/領域番号 15720128
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関独立行政法人国立国語研究所

研究代表者

小河原 義朗  独立行政法人国立国語研究所, 日本語教育部門第一領域, 研究員 (70302065)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード日本人評価 / 評価意識 / 外国人 / 外国人なまり / 評価要因 / 評価方法 / 評価対象 / 日本語発話
研究概要

外国人日本語発話データとその評価データの収集を行った。具体的には,設定された場面で外国人と日本人の日本語によるやりとりをMDとビデオで録音,録画した。やりとりの後,当事者である外国人と日本人に個別にビデオを再生し,やりとりの最中に考えたことや思ったことをすべて発話してもらった。さらに,やりとりの録音データと録画データに含まれる外国人の話す日本語について,一般の日本人を対象に評価してもらい,日本人評価データを収集、分析した。
また,日本語の学習経験がなく,日本語学習のために来日した外国人日本語学習者1名を対象に来日直後から帰国するまでの一年間,縦断的に日本語の授業や普段の日常生活における日本人との日本語によるコミュニケーションにおいて,特に発音に関することで思ったことや考えたことについて自由にダイアリー形式でデータを収集、分析した。
その結果、やりとりの際に外国人が自分の日本語について考えていることに関して相手の日本人はあまり意識していないこと,そのやりとりの当事者である日本人による相手の外国人の日本語に対する評価と第三者の日本人による評価は異なること,第三者の日本人による評価も音声媒体と映像媒体では異なること等,日本人評価研究のための方法論的な示唆が得られた。また,外国人が日本での日常生活における日本人との日本語によるコミュニケーションにおいて,どのような発音上の問題を感じ,どのように受け止めているのかについて,具体的なデータが得られた。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 大西拓一郎: "方言学とGIS"人文科学とGIS. 61-66 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 大西拓一郎: "方言の東西境界と富山"日本海沿岸の地域特性とことば. 84-102 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 大西拓一郎: "動詞「する」の東北方言における分布と解釈"国語学研究. 43. 1-11 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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