研究課題/領域番号 |
15720131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
上田 広美 東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (60292992)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | カンボジア語 / 日本語 / クメール語 / 検索 / オンライン辞書 / 文字表示 / ウェブサイト / 辞書ユーザ |
研究概要 |
本研究では、現存の日本語-カンボジア語辞書に足りない部分を補正するシステムを構築することで、将来日本語-カンボジア語辞書をオンライン化し、ウェブ上でサービスを提供するための環境整備を目指した。 一年目である昨年度(平成15年度)は、まず日本語-カンボジア語オンライン辞書(試作版)のデータベースと構造を再検討し、本研究で目指す辞書検索補正システムを構築するために既存の電子化辞書を調査した。二年目である今年度(平成16年度)は、昨年度の研究成果をふまえ、この試作版辞書に対する検索補正システムの可能性を探り、日本語の見出し語及びカンボジア語データを整備した。 具体的には、検索補正に必要な日本語見出し語を整備するにあたって、本研究で作成した見出し語データと昨年度調査した日本語基礎語彙の重複度に基づき、不足している日本語見出し語の追加作業を行った。同時に、主に日本語とカンボジア語の品詞分類の差異から生じる検索上の問題点を整理した。また、現存する日本語-カンボジア語辞書のデータ、及び、本研究で作成した見出し語データの双方に対してEDR電子化辞書との重複度を調査し、不足している見出し語のうち、本辞書に追加すべき見出し語を選定した。 上記の作業と平行し、複数の資料からカンボジア語の頻度調査を行い基礎語彙を検討した。この調査結果と、上記の作業によって整備された日本語見出し語の双方に基づいて、本辞書に使用するカンボジア文字データを再検討し、データ新規作成のための判定基準を設け、頻度が高いにもかかわらず欠けているデータを追加した。データの追加にあたっては、昨年度整備した画像編集プログラム、画像管理プログラムを利用しカンボジア文字表示の語データを電子化し整備した。
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