研究課題/領域番号 |
15730198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
矢田 勝俊 関西大学, 商学部, 助教授 (00298811)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 情報技術 / ビジネスシステム / データマイニング / システムアーキテクチャ / 経営戦略 / MUSASHI / 環境適応 / シナリオコミュニケーション |
研究概要 |
近年、インターネットに代表されるITが企業内外に導入され、既存のビジネスシステムは変化を迫られている。企業は新しい技術環境に適応し、新しいビジネスシステムの構築に積極的に取り組み、自社の競争優位を維持していかなければならない。しかしながら、そのようなビジネスシステムの構築が効率的に行われているとはいえないケースが多々見られる。そうした先端技術の代表的なものとしてデータマイニングがあげられる。データマイニングは大規模なデータベースから有用な知識を発見するためのシステム、プロセスをさす。 本研究の目的は、データマイニングのビジネスヘの導入プロセスを組織論、戦略論的観点から考察を行い、ビジネスプロセス構築の理論化を行うことである。本研究の特徴は実践を通して、構築した理論の検証を行う点にある。従来の社会科学の研究では、過去の事実を理論化する研究はあっても、事実に積極的・直接的に関与し、それらを理論化する研究はほとんどない。我々は理論と実践の融合を目指し、新しい研究体制の下で研究を遂行した。 我々はビジネスプロセスの構築に実際に関与し、ドメイン知識(専門家の特化した知識)を導入するプロセスを理論化した。また、顧客の販売履歴からの知識発見という領域に限定することで、新しい知識創造プロセスのモデル化を行い、海外の書籍に採用された。
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