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モジュール化による製品イノベーションと原価企画に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 15730221
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関長崎大学

研究代表者

近藤 隆史  長崎大学, 経済学部, 助教授 (60336146)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード原価企画 / 管理会計システム / 管理会計チェンジ研究 / 管理会計システム・実務 / 導入プロセス / コスト・マネジメント
研究概要

17年度は,16年度に引き続きある電気機器メーカーを対象に原価企画システムの導入に関与しながら,導入に関する定性的データの収集とシステム導入と本格運用による成果の確認を行った。
原価企画の導入プロセスと本格稼働から得られた成果の詳細については,論文と学会報告(日本会計研究学会九州部会・長崎大学)にまとめ報告した。17年度の成果としては,原価企画の導入プロセスを制度論的パースペクティブに依拠して経時的に記述するにとどまっていた16年度の成果をもとに,本年度では,追加データをもとに,観察した原価企画導入プロセスには,(1)ルール・チェンジ主導型と(2)アクション・チェンジ主導型の二つのイノベーションパターンの存在を発見し,モデル化したことである。
また,本件研究では,定性的なデータの収集だけではなく,原価企画システムの利用者を対象に,これまで,2度にわたって(1回目2003年12月,2回目2004年7月)統計解析を目的としたアンケート調査を実施している。しかし残念ながら,研究対象の会社の社内的な事情から,当初予定していた3度目のアンケートの実施が延期されているが,上記に示した原価企画のイノベーションパターンのモデル化には,これまで実施した定量データの解析が非常に有効であった。
このように,17年度は,これまで継続してきたリサーチサイトでのフィールド調査による定性的データと,2度にわたって収集してきた定量データをつきあわせながら,原価企画のイノベーションに関する2つのパターンをモデル化し,それらを論文と学会報告というかたちでまとめることができた。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 構造的パースペクティブに基づく管理会計チェンジ研究の課題2005

    • 著者名/発表者名
      近藤隆史
    • 雑誌名

      経営と経済 85・1/2

      ページ: 215-235

    • NAID

      110004998184

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 制度論的パースペクティブに基づく原価企画の導入と変更の経時的ケース研究2005

    • 著者名/発表者名
      近藤隆史(吉田栄介との共著)
    • 雑誌名

      会計 167・3

      ページ: 103-116

    • NAID

      40006642445

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 原価企画の導入に関する予備的考察:ある電気機器メーカーの事例研究2004

    • 著者名/発表者名
      近藤隆史
    • 雑誌名

      経営と経済 84

      ページ: 81-118

    • NAID

      110004998155

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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