研究課題
若手研究(B)
1.博士号を授与される、成果の発表これまでの研究の集大成として「中途肢体障害者における「障害の意味」の生涯発達的変化-脊髄損傷者が語るライフストーリーから-」を完成させ、京都大学から博士号(教育学)を授与された。この一部、「障舎の意味の長期的変化と短期的変化の比較研究」が質的心理学研究5に掲載された。また、日本社会心理学会から奨励論文賞を授与された。健康分野の質的研究に関する会議にて発表した。博士論文の中で、入院等から在宅生活に移行した後の同じ種類の障害者との交流の意義を考察した。2.方法論の研究日本質的心理学会第2回大会にて、質的研究による博士論文を完成させるまでのプロセスについて発表した。また、質的研究をメゾレベルの研究、特に障害施策立案の際に活用する調査法としてのあり方を、ソーシャルワーク研究に投稿し受理された。3.障害のとらえ方に関する本を編集田垣が代表編集者として、昨今の障害に関するモデルを整理して、従来の「障害」というカテゴリーにはなじみにくい人々の問題を論じた本を近刊予定。4.関連する共同研究(1)山田洋子京大教授の質的心理学に関するプロジェクトと、佐藤達哉立命館大学助教授の人間科学再構築のプロジェクトに共同研究者として参加し、国際シンポジウムにて発表。松田博幸大阪府立大助教授のセルフヘルプグループ研究にも共同研究者として参加。(2)大阪府、堺市、八尾市、豊岡市の障害者施策に関する会議に参加して、当事者主道の組織のあり方を調査。
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質的心理学研究 5
ページ: 70-98
130007870342
看護と情報 12
ページ: 67-68
日本質的心理学会第1回大会アブストラクト
ページ: 54-55
10th Annual Qualitative Health Research Conference
ワードマップ質的心理学(無藤隆, やまだようこ, サトウタツヤ, 麻生武, 南博文(編著))
ページ: 155-162
ソーシャルワーク研究 印刷中
40007427090