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性格検査尺度の特異項目機能に対する頑健性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15730290
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関埼玉大学

研究代表者

萩生田 伸子  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (70292638)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードBig Five / 性格検査 / Web調査 / 質問紙調査 / 特異項目機能(DIF) / 特異項目機能(DLF) / BigFive
研究概要

15年度より収集を進めてきた5因子性格理論(Big Five)に関する日本およびアメリカでの調査データについて,より詳細に分析をおこなった.本研究での回答者は,データを収集する方法(Web調査と質問紙調査),一部の属性(社会人か学生か),および調査参加者募集の方法(モニター登録か,口頭での協力依頼か),調査国(日米)の点から7つの群に分類可能であり,これらの7つの回答者群に対して種々の解析をおこなった.
回答者数が多いこともあり,解析に用いた全25項目で平均値に有意差が見られた.大まかにいえば,日本人群とアメリカ人群の間の差異が比較的大きいが,すべてがそうなる訳でもない.多母集団の同時解析を適用したところ,適合度の点からは,各群に対して等値制約を置かないモデルの当てはまりが全体的によい傾向にあった(AIC最小は同一国の回答者群同士に対して,負荷量と因子間相関に等値制約を置いたモデル).大局的には回答パターンへ影響を与える要因としては調査国の相違が最も大きいと推察される.
比較的質的な類似度が高いと考えられる日本人の大学生3群に着目して比較をおこなったところ,全体としては,回答者群の属性が類似しているほど,結果は類似したものとなった.しかし,群によっては本来A因子に負荷すると想定された項目が,E因子の方に強く負荷する等の差異がみられた.さらに,Webで回答してもらった場合と質問紙で回答してもらった場合とで,ICCに相違が見られる項目も存在した.

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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