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グローバル化時代における市民性教育再編とイスラームへの対応に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15730348
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関筑波大学

研究代表者

鈴木 康郎  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助手 (10344847)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードグローバル化 / イスラーム教育 / 宗教教育 / タイ / 東南アジア / マイノリティ / 市民性教育 / シチズンシップ
研究概要

1.現地での資料収集およびフィールド・ワークの実施
(1)タイでのフィールド・ワーク【triple bond】2004年12月にタイにおいて現地調査を実施した。調査地はバンコクを中心とし、主な訪問先は教育省、イスラーム研究実績のある高等教育機関、および国家教育審議会事務局であり、タイのイスラーム研究に関する最新の動向を把握するとともに、行政官や研究者へのインタビュー調査等により教育改革とイスラームとの対応関係を明らかにした。
2.学会での研究成果の公開
資料収集・分析の成果を踏まえ、市民性教育再編にみるイスラームへの対応状況を整理し、全国学会で1回、国際学会で1回の研究発表を行い、研究成果の公開に努めた。
(1)2004年6月、日本比較教育学会第40回大会において、「グローバル化時代におけるイスラーム教育の多様化-教育改革下のタイを事例として-」というテーマで口頭発表を行い、教育改革下におけるイスラーム教育の多様化状況とその背景を中心に分析した。
(2)2004年10月、キューバで開催された世界比較教育学会第12回大会において、"Islamic Education and Basic Education Reform in Thailand : A Globalization Perspective"というテーマで口頭発表を行い、タイのイスラーム教育が、グローバル化へ対応するための基礎教育改革により、南部から全国へと普及するプロセスに注目し、イスラーム教育に見る教育改革の影響について分析した。
3.学会誌論文での研究成果の公表
本研究成果の一部を、日本比較教育学会の学会誌論文として発表する(2005年6月予定)。具体的には、「タイの基礎教育改革におけるイスラームへの対応」というテーマで、基礎教育改革の流れの中でムスリム・マイノリティのためのイスラーム教育の位置づけがどのように変容しているのかを分析した。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005 2004 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (2件)

  • [雑誌論文] タイの基礎教育改革におけるイスラームへの対応2005

    • 著者名/発表者名
      鈴木 康郎
    • 雑誌名

      比較教育学研究 31(発表予定)(未定)

    • NAID

      130004244112

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] グローバル化時代におけるイスラーム教育の多様化-教育改革下のタイを事例として-2004

    • 著者名/発表者名
      鈴木 康郎
    • 雑誌名

      日本比較教育学会第40回大会発表要旨集録

      ページ: 64-65

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木 康郎: "タイの基礎教育制度改革におけるイスラーム教育の構造と課題"日本教育制度学会第11回大会発表要旨集. 15 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木 康郎: "タイの基礎教育改革におけるイスラームへの対応"日本比較教育学会第39回大会発表要旨集録. 176-177 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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