研究概要 |
本年度は,授業実践記録の分類及び分析,CARES-EFL改訂版による量的な記録とダイアリー型・ポートフォリオ型記録等の授業実践記録の整理,小学校における協同的授業の実践を行った。また,これらを基にインターネット上での授業実践等の公開及びデータベース化,BBSを利用した教師相互問題解決サイトの構築を行った。授業記録の公開は,肖像権の問題などがあり困難であったが,授業実践や授業の量的・質的描写や,BBSを利用した教師相互問題解決サイトの構築及び教育実習生による利用は可能となった。 研究発表としては,第17回四国英語教育学会徳島大会(四国大学・平成16年6月)で「小学校の英語授業分析-教室ディスコースの観点から-」,第5回小学校英語教育学会(JES)東京大会(津田塾会・平成16年8月)では,「小学生の英語力に関する一考察:SOPA, ELLOPAを参考にして」,第19回鳴門教育大学英語教育学会(鳴門教育大学・平成16年8月)では,「英語授業とInstructional Conversation」,第30回日本教科教育学会全国大会(山口大学・平成16年10月)では,「BBSを利用した教育実習支援:英語授業の創造を例として」の題目で発表を行った。 論文等として,「小学校英語における現状と問題点」(単著)平成16年8月『山口大学英語教育研究会紀要』No.8 pp.23-30「小学校における英語活動の実施状況-徳島県の事例をもとにして-」平成16年『四国英語教育学会紀要』No.24 pp.21-30「小学生の英語力に関する一考察:SOPA, ELLOPAを参考にして」共著 平成17年『小学校英語教育学会紀要』(印刷中)No.5 pp.19-24を投稿し受理された。
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