研究課題/領域番号 |
15740035
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
幾何学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
川越 謙一 金沢大学, 自然科学研究科, 助手 (50293337)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 結び目 / 絡み目 / ゼータ函数 / 量子不変量 / 結び目・絡み目 |
研究概要 |
結び目や3次元多様体の量子不変量を構成する時にゼータ函数のようなものが生じる場合が多々ある。例えば、3次元多様体の量子SU(2)不変量の場合は有限和の補正項として、結び目や3次元多様体のKonsevitch不変量では多重ゼータ函数の特殊値として、というふうにゼータ函数が表に出てくる。そこで、3年目も引き続きゼータ函数のq類似に関する研究を行った。これらの結果の一部は2006年にForum Math.に発表予定である。 量子不変量の1つであるJones多項式の特殊値の極限をとることで補空間の体積が導きだされることが実験的に確かめられている。これは体積予想と呼ばれていて、様々な検証が行われている。研究代表者はこの予想をJones多項式の2変数化のHOMFLY多項式で検証を行った。するとある場合は体積が導き出されるが、体積以外の値も出てくることが確かめられた。これは現在、論文にまとめている最中である。
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