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発熱反応を伴う狭小流路における液体せん断流の振動現象に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15760142
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関大島商船高等専門学校

研究代表者

川原 秀夫  大島商船高等専門学校, 一般科目, 助教授 (80300622)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードフィンガリング / せん断流 / 振動現象 / 発熱反応 / 界面 / 液相
研究概要

昨年度は、狭小流路内で紙および木質系の薄板を燃焼させた場合に発生する燃焼界面のフィンガリング現象について、自然対流の効果が燃焼界面に与える影響について検討を行った。その結果、自然対流の影響が大きくなると、燃焼界面にはフィガリングが発生しなくなり燃焼速度も増大することがわかった。本申請課題は、上記の対象とは別のフィールドであるが、発熱反応を伴う2流体界面においても同様な現象が発生するものと考えられる。そこで先ず、発熱反応における液相せん断界面の振動現象を観察するために、実験装置の製作を行った。実験装置は、平板間を流れる層流せん断層を用い、長さ3000mm、深さ100mm、幅20mmのアクリル樹脂製の矩形パイプを垂直に設置した構造のものを組み立てた構造である。
今年度は上記の実験装置を用いて、液体せん断流の振動現象をディジタルカメラにて撮影を行い、実際に液体せん断流が生じている界面近傍で振動現象が発生していることを確認した。また、このような現象が発生している周囲環境下の温度場(熱電対)および速度場(LDV)の同時計測を行なった。その結果、熱電対からの温度波形信号とLDVからの速度波形信号は相対的に変動していることがわかった。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Hideo Kawahara, Tatsuo Nishimura: "The Effect of Natural Convection on Combustion of Thin Solid Fuels"Thermal Science & Engineering. 11・4. 23-24 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 川原秀夫, 西村龍夫: "紙のスモールダリングに与える傾斜角の影響"第40回日本伝熱シンポジウム講演論文集. 1. 79-80 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 川原秀夫, 西村龍夫: "バイオマス燃料の燃焼過程に関する実験的研究"日本機械学会熱工学コンファレンス講演論文集. 195-196 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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