研究概要 |
前年度までに,1.マルチ・データベース自動変換システムのハードウェア開発,2.関連情報の収集・整理と適応化関数の作成,3.マルチ・データ・ベース自動変換システムの構築とシステムの開発を主に行ったので,本年度はその開発したシステムを用いて,マルチ・データベース自動変換システムの稼動と動作の検証を行った.以下に研究の詳細を示す. 4.データベースの変換と検証 従来から共同研究を行っている協力機器メーカーおよび材料メーカーが所有する公開可能な複数のデータベースの情報を,今回開発したマルチ・データベース自動変換システムを用いて標準規格への変換を行った.この過程で,本システムの操作性や誤動作チェックを行い,適応関数およびシステムソフト本体に必要な修正・改良を重ねた結果,比較的良好な成果が得られた. 5.インターネット公開と検証 適正な標準変換を確認後,インターネット上への公開用変換を行い,情報のオンライン化を行った.この際,公開データベース情報は公開運用専用の新設ユビキタス・ネットワーク管理ワークステーションに移管し,システム運用の安全性と効率化を確保した.公開データベースとしての利便性や有用性などを関連企業サイトからフィードバックしてもらい,必要な改良を行って本研究を終了した.
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