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鉄道駅整備計画へのビデオ画像を用いた歩行者行動分析の適用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15760401
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京理科大学

研究代表者

日比野 直彦  理科大, 理工学部, 助手 (10318206)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワード鉄道駅整備 / ビデオ画像 / 歩行者行動分析 / 画像処理
研究概要

本研究は,鉄道駅整備計画を行なう際には,歩行者行動を分析し,その結果を計画に反映していかなくてはならないという立場から,その方法を議論するものである.
まず,駅構内に設置されている保安用監視カメラを模してビデオカメラを設置し,それらから得られたビデオ画像を用い,歩行者データを獲得することを本年度実施した.具体的には,埼玉県春日部市にあり東武伊勢崎線と野田線の乗換え駅である春日部駅を分析対象駅として,駅構内および改札前に20数台ビデオカメラ設置し,ホーム,階段,エスカレータ,改札等の旅客流動を撮影した.撮影時間は,通勤ラッシュ前から夕方の帰宅ラッシュまでの連続した時間である.撮影は,平日1日,休日1日の2日間を行なった.撮影されたビデオ映像を1フレーム毎に画像として分解し,それらの画像に対して,画像処理の技術を援用し,個々の歩行者に着目した軌跡データ,空間利用に着目した密度データ,空間モデュールデータ等を作成すること行なった.
本年度の研究成果は,第一に,歩行者行動分析に使用するための乗換え駅におけるビデオ映像を得ることができたこと,第二に,その映像から自動的に歩行者の位置座標,軌跡データ等を得るシステムを開発し,ある程度の精度でデータ取得可能であることを確認したことである.

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 日比野直彦, 中山泰成, 内山久雄, 高平剛: "鉄道駅における歩行者データの取得および活用方法に関する一考察"土木計画学研究・講演集. No.27. 4 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] HIBINO, N., UCHIYAMA, H., NAKAYAMA, T.: "A STUDY ON TRANSFER LEVEL OF SERVICE BASED ON INDIVIDUAL PEDESTRIAN BEHAVIOR IN INTERCHANGE STATION"Proceedings of Annual Conference of Transportation Science Society of Philippines. No.11. 13 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 中山泰成, 日比野直彦, 内山久雄: "鉄道駅における乗換え歩行サービス水準の評価に関する研究"土木学会年次学術講演会講演概要集. No.58. 2 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 中山泰成, 日比野直彦, 内山久雄: "鉄道駅における歩行者流動データの取得に関する研究"鉄道技術連合シンポジウム講演論文集. No.10. 4 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] 日比野直彦, 山下良久, 内山久雄, 関口岳史: "保安用監視カメラから得られる歩行者挙動データの活用に関する一考察-鉄道駅整備を対象として-"土木計画学研究・講演集. No.29. 4 (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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