研究課題/領域番号 |
15770149
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 基礎生物学研究所 (2004) 岡崎国立共同研究機構 (2003) |
研究代表者 |
向 正則 基礎生物学研究所, 生殖生物学研究部門, 助手 (90281592)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 母性因子 / 減数分裂 / 発生生物学 |
研究概要 |
多細胞生物において、生殖細胞は次世代にゲノム情報を伝えることのできる唯一の細胞である。減数分裂はそのために必要な生殖細胞の基本的特徴の一つである。しかし、生殖細胞がどのようにして減数分裂する能力を獲得するのかはまだ明らかになっていない。遺伝学的解析に適したショウジョウバエを材料として、減数分裂に必要な母性因子の解析を行ってきた。これまでに遺伝学的解析から、(1)新規のZnフィンガータンパク質が、母性因子として始原生殖細胞に供給されること、(2)始原生殖細胞が減数分裂する能力を獲得していくために、この因子が必要であることが明らかになった。おそらく、この母性因子が始原生殖細胞中の遺伝子発現に必要であることが予想された。母性因子による減数分裂の制御機構を解析することを目的として以下の解析を行った(平成16年度)。現在までに減数分裂に必要な遺伝子が多数同定されているが、生殖細胞中での遺伝子発現制御機構は不明である。そこで、38種類の遺伝子について生殖細胞の発生過程での発現パターンを解析した。その結果、始原生殖細胞中で、12種類の遺伝子が発現を開始していることが明らかとなった。さらに、このうちの、twe遺伝子の発現に、母性因子が必要であることが明らかになった。このことは、始原生殖細胞中での減数分裂関連遺伝子の発現が、母性因子により直接的に制御されている可能性を示唆する。本研究の結果は、今後、減数分裂の制御機構を解析するための新たな糸口となる。
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