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第2指骨を欠損するマウス突然変異体の解析

研究課題

研究課題/領域番号 15770150
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 発生生物学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

桝屋 啓志  独立行政法人理化学研究所, マウス変異開発研究チーム, 研究員 (40321814)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2003年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワード形態形成 / 関節形成 / 骨形成 / BMPファミリー / Gdf5 / 四肢 / 骨端異形成症 / TGFbスーパーファミリー / 関節 / BMP / 指骨 / brachypodism
研究概要

化学変異原ENU誘発によって得られたマウス突然変異体M100451は、ヘテロでは四肢の第2〜5指で指骨が欠損し関節形成が阻害されたために起こっている可能性が示唆された。連鎖解析により、この変異が、第2染色体上にあり、関節形成に深く関わっているGdf5遺伝子近傍にマップされた。
今年度は、M100451における、Gdf5遺伝子の塩基配列決定を行なった。その結果、408番目のアミノ酸がTrpからArgに変異していた。Gdf5は他のTgfbスーパーフファミリーの因子と同様、翻訳後にプロセッシングを受け、C末端側と呼ばれる。M100451における、変異はこのドメイン中で、ダイマー形成に機能する7つのCysのうちの1番目と2番目の間に位置していた。変異サイトのアミノ酸はマウス、ヒト、ニワトリ、ラット、ゼブラフィッシュで保存されており、さらに、同じBMPファミリーのGdf6,Gdf7,BMP2,BMP10,BMP8a,BMP5でも保存されていた。よって、この変異は、BMPファミリーで重要な役割をもつ塩基に起こっていると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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