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サーカディアンリズムによるコカイン致死作用の日内変動

研究課題

研究課題/領域番号 15790322
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

佐藤 秀則  横浜市立大学, 医学部, 助手 (60326030)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード日内変動 / ストレス応答 / mPer1 / mPer2 / c-fos / NMDAζ1 / ストレッサー / 致死作用 / サーカディアンリズム / コカイン / 致死 / ドーパミン受容体 / NMDA受容体 / mPer / ストレス対応
研究概要

サーカディアンリズムとストレス応答に関する基礎データを得る目的で,前年度に引き続き以下の研究を行った.Light:Dark(LD)あるいはDark:Dark(DD)条件でICRマウス(7W;34-39g)を2日間順化,2日目から絶飲食とし,3日目にサーカディアンタイム(CT)0,4,8,12,16,20においてPBS腹腔内投与(ip)10min後の視交叉上核(SCN)および線条体(CPu)におけるc-fos,mPer1,mPer2 mRNAs,NMDA受容体(ζ1)タンパク質の発現量動態について調べた.
SCN(n=4),CPu(n=4)を分画して得た細胞質画分よりmRNAs,膜画分よりζ1サプユニットについて,mRNAsではRT-PCRの後にstressor/infant比との関係について,ζ1ではWestern Blottingによる各CTにおけるタンパク質量として解析を行った,mRNA比解析の結果,LD条件下のSCNにおいてはCT16,20においてc-FosとmPer2においてstressorによる発現の著しい上昇が認められ,これに対して,CPuでは発現比の大きな変動は認められなかった.DD条件下のSCNではCT4,20においてstressorによるmPer2発現の著しい減少が認められ,CPuにおいてもCT4ではmPer2,CT8ではmPer1発現がstressorにより著しく減少していた.ζ1発現量解析の結果,LD条件下のSCNにおいてstressorの有無に関係なく検出感度以下,CPuでは大きな変動は認められず,DD条件下のCPuにおいてCT12でstressorによるタンパク質量の著しい減少が認められた.以上の事から,mRNAsとζ1サプユニット発現はパラレルに関係している事が示唆され,日内変動リズムとストレス応答との間に密接な関係があるものと考えられた.

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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