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遺伝子改変動物を用いた肝細胞増殖因子による肝再生機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 15790345
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関京都大学

研究代表者

森内 昭博  京都大学, 医学研究科, 助手 (40359823)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2003年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードHGF / 肝再生 / c-Met
研究概要

本研究の目的は、発生工学的手法を用いてHGF受容体c-metの遺伝子改変動物を作製し、肝肝再生におけるHGFの生理的意義を正常肝(成熟肝細胞)および障害肝(肝幹細胞)のin vivoモデルを用いて明らかにすることである。具体的にはc-Metを任意に欠損させるためにtetracyclinでON制御されるdominantnegative c-met遺伝子を導入したトランスジェニックマウス(DN-met Tg)を作製し、このマウスに肝切除または肝障害誘導を行い、肝再生に及ぼすHGFの役割を明らかにすることである。
平成16年度はトランスジェニックマウスを作製する前の予備実験として以下の実験を行なった。まず、DN-metエントリーベクターを肝臓特異的に一過性の遺伝子導入が可能なアデノウイルス発現ベクターに組み換えた。次に、DN-Met発現アデノウイルスの回収・濃縮・解析を行った。アデノウイルスのシークエンスでは、目的のDN-metの組み換えが確認された。293細胞に上記アデノウイルスを感染させ濃縮し力価を測定した後に、マウス肝細胞TLR2に再感染させDN-Metの発現をウエスタンブロット法で確認すると、目的のサイズに短縮されたDN-Metと考えられる蛋白の発現が確認された。また、in vivoではマウス尾静脈よりDN-met発現アデノウイルスを静脈内投与し、肝臓でDN-Metの発現を確認した。
DN-met発現アデノウイルスによるDN-Met発現マウスを用いて肝再生に及ぼす影響を検討するとともに、DN-met Tgマウスの作製および肝再生におけるHGFの生理的意義を解析するという課題が残った。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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