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様々な脂肪肝マウスを用いた肝発癌に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 15790347
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関島根大学 (2004)
島根大学(医学部) (2003)

研究代表者

新垣 美佐  島根大, 医学部, 助手 (70346394)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2003年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードラット / 肝細胞癌 / 脂肪酸 / HuH7 / レプチン
研究概要

C型慢性肝炎患者で肝の脂肪化の著明な例が肝発癌をおこしやすいことが明らかとなっている。これを種々の動物モデルを用いて脂肪化の程度の異なる肝傷害を作製した後に発癌剤の投与を行い発癌の有無およびその程度の判定を行った。実験には肝細胞HuH7を用いて培養を行い、この培養細胞にレプチンおよび脂肪酸溶液を添加して培養した後に、培養細胞を固定し脂肪染色を行ってレプチン、脂肪酸が肝細胞に実際脂肪化をおこしうることを確認した。レプチン、脂肪酸の効果は容量依存的、時間依存的であった。次いでウイスターラット、SDラットを用いてレプチン、脂肪酸添加食がマウス同様にラットにおいても肝の脂肪化をおこしうるか否かについて検討を行った。ラットにおいては、脂肪酸添加食は肝脂肪化をおこしたが、レプチンは明らかな変化をおこさず、マウスとラットにおいて種差がみられることが明らかとなった。これらのラットにdiethylnitrosamineを添加したが3ヶ月までの観察期間中では形態学的に肝に癌の発生は認められなかった。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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