研究課題/領域番号 |
15790637
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
赤羽 晃寿 帝京大学, 医学部, 助手 (30349253)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 統合失調症 / Reelin / 挿入欠失多型 / 関連研究 / Alu / reelin / CGG / ApoER2 / fyn |
研究概要 |
今年度はreelin関連遺伝子のうちApoER2遺伝子について、プロモーター上流領域に位置するAlu右側サブユニット部分に見出された挿入・欠失多型(ins-del polymorphism)について多型解析を行った。 統合失調症患者30例のgenomic DNAを対象に、ApoE-R2遺伝子内において報告されている6箇所のレトロポゾンAlu挿入領域について、領域特異的プライマーを用いてPCRによる挿入領域周辺の増幅を行ない、電気泳動法によるAlu挿入・非挿入の確認をおこなった。その結果各intronにおけるAlu挿入領域では、挿入・欠失などの変異は確認されなかったが、プロモーター上流に位置するAlu挿入領域(AL355483:66153-66556)において、欠失による多型が確認された。得られた欠失型フラグメントは、ABIオートシーケンサーによって塩基配列を決定したところ、Aluの右側サブユニットで生じた欠失(66248-66758)であった。 次に、確認されたプロモーター上流Alu挿入領域における多型について、年齢・性比の一致する統合失調症患者群125名、健常対照群125名のゲノムDNAを対象に、電気泳動法によって遺伝子型の決定を行い、本遺伝子と統合失調症との関連について症例-対照法による関連研究を行った。その結果、統合失調症群と対象群との間で有意差は認められなかった(χ^2=3.428,d.f=1,p=0.180)。さらに、本Alu挿入領域近傍について新たにプライマーを設計し、増幅を行ったところ、その下流において増幅困難な領域や高分子の配列挿入領域が確認された。
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