研究課題/領域番号 |
15790661
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
今井 美智子 浜松医科大学, 医学部付属病院, 助手 (50313961)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 高線量率腔内照射 / 胆管癌 / 腔内照射用アプリケータ / PTCD |
研究概要 |
マイクロセレクトロン用高線量率腔内照射用アプリケータ(Nucletron社製)を内蔵するドレナージチューブの試作品を改良中である。現在の試作品は、径12Fr.のPCTD用のチューブを使用し、内腔に径6Fr.のアプリケータを設置している。 現状では、試作品の改良に向けて、スペーサーの適切な位置と数、ドレナージチューブにあける穴の位置と数について検証中である。これらの位置については、チューブ留置の手技の際、ガイドワイヤーを使用することを想定し、ガイドワイヤーの通路も直線的に確保することも思案が必要である。同時に、実際の胆管留置の際は、大きな屈曲が必要となることが多いため、試作品のflexibilityも重要で、チューブの屈曲の許容周率の確定も行っている。さらに、屈曲した場合も、ドレナージチューブの内壁とアプリケータの外壁とのスペースが保たれていることも必須であり、ドレナージチューブの内壁とアプリケータの外壁とのスペースに造影剤を注入した上で、撮影実験を行い、アプリケータの偏心性の有無を確認するのと同時に、スペース確保の実証を行っている。 また、次段階は、チューブの耐性について検証を行った。 1)高温下および低温下での耐性テスト 2)胆汁の様々なPhを想定した耐性テスト 3)模擬線源による走行テストの繰り返し ただし、アプリケータの偏心性を高めると硬度が増し、flexibilityが損なわれることであり、この二つの項目の両立にむけては、さらなる追及の必要性が問題点として残った。
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