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MR Angiographyにおける血管認識と血管撮影像との融合の自動化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 15790667
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関大阪大学

研究代表者

高橋 哲  大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座助手 (40311758)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードMR angiography / マルチスライスCT / 3次元画像 / 仮想腹腔鏡 / 腹腔鏡下手術 / 3次元座標自動認識 / 子宮筋腫 / 塞栓術
研究概要

平成16年度も医学部附属病院におけるMRI装置の更新はなく、子宮動脈に対するMR Angiogarphy (MRA)の画像の高精細化ははかれなかった。また、子宮動脈塞栓術に用いる塞栓物質の変更もあり、これまでと直接比較することが困難となった。そのためより高精細な画像が得られるCT angiography (CTA)の検討を引き続き行った。昨年度同様にCTAとDSAの両者がルーチンで行われている、生体腎移植ドナー症例にて検討を続けていった。さらなる症例の蓄積を行い、マルチスライスCTを用いたCTA画像は血管撮影像のみならず、手術所見とも一致することをしめし、この結果は北米放射線学会にて発表した。
一方3次元座標自動認識システムに関する検討についても、引き続きCTA画像を用いて検討を行った。昨年度は腹腔鏡下手術にて行われている生体腎移植ドナー症例を対象としたが、今年度は腹腔鏡下手術を行う腎腫瘍症例にも応用の範囲を広げた。今年度我々は移植医および泌尿器科医に対して、一般のCT angiographyの3次元画像のみならず、昨年度提唱した腹腔鏡下手術時の内視鏡画像を模した仮想腹腔鏡(virtual lapaloscopy)画像を作成した。この画像は臨床ベースで提供され、移植医のみならず泌尿器科医からもその有用性を高く評価された。我々の仮想腹腔鏡像と術中腹腔鏡画像とを比較した検討では、仮想内視鏡画像が実際の術中腹腔鏡画像と一致することを示された。この結果は北米放射線学会にて発表し、"Certificate of Merit" Awardを受賞した。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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