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下垂体腺腫の網羅的遺伝子解析

研究課題

研究課題/領域番号 15790772
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関佐賀大学 (2004)
佐賀大学(医学部) (2003)

研究代表者

増岡 淳  佐賀大学, 医学部, 助手 (50359949)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード下垂体腫瘍 / cDNA microarray / subtractive PCR / ホルモン産生腫瘍
研究概要

我々の施設にて研究使用の同意を得られた下垂体腫瘍組織を75例においてホルモン産生腫瘍とホルモン非産生腫瘍、および浸潤型発育を示したものと非浸潤性のものとに分類し、それぞれの腫瘍凍結標本よりRNAを抽出した。得られたRNAよりcDNAを合成し、各々のサンプルにおいてマイクロアレイを用いた検索を行った。各腫瘍にて10サンプル程度のマイクロアレイを行い、それぞれの腫瘍に特徴的な遺伝子群を選出した。
同時にsubtractive PCR法にても同様の遺伝子検索を進めている。現在まで下垂体の発生に関わることが同定されている遺伝子においてはその遺伝子に特異的な塩基配列を用いてRT-PCRを行い、腫瘍独自の発現があるか確認している。検索上ホルモン非産生腫瘍においてはニューロトランスミッターをパッケージする遺伝子群がホルモン産生腫瘍に比べ高頻度で異常をきたしていることが判明しているので、それら遺伝子群を検索しうる新規のマイクロアレイを作成し、得られたcDNAを用いて検索する。
これらの遺伝子検索は同時にコンピューター解析を行い、腫瘍群での発現解析を行うとともに、個々の腫瘍サンプルでの遺伝子発現として解析し、化学療法、ホルモン療法、放射線療法や予後との相関関係を検索する予定であり、現在症例データを蓄積中である。また、subtractive PCR法においては、新規遺伝子を検索するため同時にBLASTを用い、マウス、ラットなどの遺伝子での検索を行い、それらからhuman独自の遺伝子の検索を行った。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Genetic and expression profiles of cerebellar liponeurocytomas2004

    • 著者名/発表者名
      Horstmann S
    • 雑誌名

      Brain Pathol 14

      ページ: 281-289

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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