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喉頭・気管狭窄に対するDNA合成阻害薬の効果についての基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15790923
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関東京大学

研究代表者

二藤 隆春  東京大学, 医学部附属病院, 助手 (60334372)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード喉頭狭窄 / 気管狭窄 / 瘢痕 / DNA合成阻害薬 / 免疫組織化学
研究概要

1.喉頭・気管狭窄動物モデルの作成
ニュージーランドホワイトラビットを用い、喉頭・気管狭窄モデルを作成した。麻酔下に成ラビット(リタイア)の喉頭を截開し、内腔を露出、輪状軟骨内側の粘膜および軟骨膜を切除した。術後、数週間で瘢痕狭窄を来した。
2.喉頭・気管狭窄モデルにおけるマイトマイシンC塗布の効果
喉頭・気管狭窄動物モデルにおける瘢痕切除後のマイトマイシンC塗布の効果を検討した。上記処置後4週間後に再度、麻酔下に喉頭を截開。瘢痕を切除し、(1)生理食塩水のみ塗布するコントロール群(2)0.04%マイトマイシンCを3分間塗布する群に分け、各群につき1週間、2週間、1ヵ月目に喉頭・気管を摘出した。10%EDTAで脱灰後パラフィン包埋し、喉頭内腔の断面積の測定用、光学顕微鏡観察および免疫組織染色用とした。マイトマイシン塗布群では、コントロール群と比較し、線維芽細胞、膠原線維、血管の増生が抑制されていた。PCNA、TGF-β、b-FGFによる免疫組織染色においても細胞増殖阻害作用が認められた。
3.マイトマイシンC塗布時間の比較検討
上記モデルにおけるマイトマイシンCの塗布時間を(1)3分間塗布(2)10分間塗布の2群に分け、各群につき、1週間目、2週間目に喉頭・気管を摘出した。両群における断面積および細胞増殖阻害作用については、有意差が認められなかった。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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