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補助シグナルを介したアレルギー性鼻炎の遺伝子治療の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15790946
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

佐藤 純  札幌医大, 医学部, 助手 (70343382)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードアレルギー性鼻炎 / 遺伝子治療
研究概要

我々はマウスアレルギー性鼻炎モデルをもちいて副刺激経路の役割を検討している。
副刺激経路のひとつであるICOS/ICOS-L経路は1999年に同定され、2001年にノックアウトマウスによってアレルギー性疾患が抑制されることが報告され注目を浴びている経路である。これをブロックするためにアデノウイルスをベクターとしたAdex ICOS-Igの投与実験を行った。経鼻的および経静脈的に投与した場合、アデノウイルスベクターは局所および肝臓において目的タンパクを産生していることが確認された。
マウスアレルギー性鼻炎モデルにAdex ICOS-Igを投与した場合、コントロールとして使用したAdex LacZと比較して、鼻症状、鼻粘膜への好酸球浸潤を抑制した。以上よりアレルギー性鼻炎の抑制として期待できる結果を出しつつある。さらにサイトカインやIgEなどについての検討を行っているところである。また、転写因子GATA-3との関連がつい最近国内より報告され(Yagi J et al.J Immunol.2003 171:783-94)、今後GATA-3を含めたシグナル伝達についても検討を行っているところである。

報告書

(1件)
  • 2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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