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小児の発達に伴う喉頭腺の発現と局所防御についての基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15790965
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関久留米大学

研究代表者

千年 俊一  久留米大学, 医学部, 助手 (20299514)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード小児喉頭 / 声門下 / total development score / 喉頭腺 / 画像解析
研究概要

福岡市立こども病院の協力により、過去に同院で死亡した小児の剖検屍体から、約100例の喉頭組織を検索した。とくに声門下喉頭においては以下のごとくの要領で解析・検討してきたが、本年度は喉頭の他部位(声門上部など)での解析を中心におこなった。
・画像解析装置(win roof)を用いて、各小児の喉頭の枠組みを計測した。具体的には弱拡大の光学顕微鏡から画像解析装置に各断面像を取り込み、軟骨外周で囲んだ面積を全体構造、軟骨内側縁で囲んだ面積を最大呼吸面積(maximum airway)、粘膜面で囲んだ内腔面積を実質呼吸面積(available airway)と規定して数回測定してその平均値を記録した。
・解析装置でのプログラム設定により、各面積の直径だけでなく、maximum airwayとavailable airwayの差を粘膜面積として算出した。
・喉頭粘膜に分布する腺房面積を画像解析装置で抽出し、濃度差を計測して2値化法によって粘液腺を抽出し、腺組織全体との差を計測することで、粘液腺の面積を算出した。
その結果、小児喉頭における腺組織は加齢とともに増えていくことが判明した。また、今回の検討に加えた声門上部でも同様であった。一方、粘液腺の割合は、声門上部ほど占有率が高く、声門上部では声門下部では異なった腺の増殖の様式が存在することが確認された。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 千年 俊一: "小児喉頭粘膜の発達と腺組織の発現に関する研究"喉頭. 15. 11-18 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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