研究課題/領域番号 |
15791006
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
清水 聡子 帝京大学, 医学部, 講師 (10328057)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2003年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 先天性外眼筋繊維症 / CFEOM1 / KIF21A Gene / 遺伝子変異 / 12q12 / R954W / 連鎖解析 / CFEOM / 16q24.2-q24.3 |
研究概要 |
Yamadaらの研究により、12q12に遺伝子座が存在する先天性外眼筋繊維症タイプ1(CONGENITAL FIBROSIS OF EXTRAOCULAR MUSCLES TYPE1,CFEOM1)の原因遺伝子がKIF21A遺伝子であると同定された。Yamadaらの発表をふまえ、2002年から2003年までの間に帝京大学付属病院眼科を受診した朱天性外眼筋繊維症の罹患者とその血縁者で血液のサンプルが得られた症例についてKIF21A遺伝子変異を検索した。検索の対象となったのは孤発例の1症例と明らかに疾患が常染色体優性遺伝の形式で表れている2家系であった。。KIF21A遺伝子変異の検索方法は、Yamadaらが報告している変異が存在するexon、すなわちexon8、20、21の塩基配列をダイレクトシークエンス方を用いて決定することによって行った。その結果、孤発例の1症例、家系A内の罹患者3症例、家系B内の罹患者8症例全てからKIF21A遺伝子変異R954Wがヘテロ接合体の形で検出された。家系A、B内の正常者からは遺伝子変異R954Wは検出されなかった。遺伝子変異R954Wが検出された罹患者には両眼性の眼瞼下垂、両眼球の運動制限が見られた。KIF21A遺伝子変異R954WはYamadaらの報告の中でも人種に関わらず最も頻度の高い変異であり、今回の研究と矛盾しない結果であった。日本人のCFEOMでもKIF21A遺伝子変異R954Wが原因である症例が相当数存在すると推測できる。
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