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介護支援専門員のケアマネジメント能力向上のための学習ニーズに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15791338
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

杉田 由加里  千葉大学, 大学院・看護学研究科, 助手 (50344974)

研究期間 (年度) 2003 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード介護支援専門員 / ケアマネジャー / 介護保険 / ケアマネジメント / 学習ニーズ / 評価 / ケアマネジメントリーダー / 在宅介護支援センター
研究概要

本研究の目的は、要介護者等の自立支援をサポートする専門職として期待されている介護支援専門員(以下、ケアマネジャー)の役割認知と学習ニーズを、ケアマネジャーと支援する行政担当者双方から明らかにし、ケアマネジャーへの教育支援内容の方向性を導き出すことである。居宅介護支援事業者のケアマネジャーを対象として、役割認知とケアマネジメントの自己評価および学習ニーズに関する面接調査(平成17年3月実施)をさらに分析し、報告した。また、地域包括支援センター(以下、包括センター)を市直営で設置する予定の3市の担当者からケアマネジャー支援に関する情報を収集した。以上の結果と先行研究から、郵送調査票を設計し、調査を実施した(平成18年2月)。
1.面接調査では、基礎資格によらず職業経験を活用し実践にいかしていた。本人の希望を引き出し尊重し、自立支援につながるサービスを組む、ケアチーム内や利用者との情報の伝達を促進しチーム内のバランスをとる調整役、地域のケア力を高めていく役割を認知していた。また、予防的な関わりができるアセスメント能力やサービス担当者会議を運営する能力の向上、視野を広げ、実践を振り返るための支援という学習ニーズを認知していた。職業経験を活用する一方で限界を認識し、実践を評価する視点をより多様にしたいという期待があることが明らかになった。
2.包括センターで実施予定のケアマネジャー支援については、現在実施している事業者研修や個別支援の充実、サービス事業者・ケアマネジャー・包括センターの連携を深める等、各市ごとの工夫がみられたが、介護予防ケアマネジメントの実施に関し、たいへん混乱している状況であった。
3.3市の居宅介護支援事業者のケアマネジャーへ、ケアマネジメント実践における役割認知とケアマネジメントプロセスでの留意事項等に関し、郵送調査を実施し、87人(回収率24.3%)より回答を得、現在、分析中である。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 居宅介護支援事業者の介護支援専門員が認識しているケアマネジメントの学習ニーズ2005

    • 著者名/発表者名
      杉田 由加里
    • 雑誌名

      日本ケアマネジメント学会第4回研究大会抄録集

      ページ: 21-21

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 高齢者関連の看護・介護職のテキストにみる生活リズムのとらえ方と調整に関する援助2004

    • 著者名/発表者名
      杉田由加里
    • 雑誌名

      千葉看護学会会誌 10・2

      ページ: 65-71

    • NAID

      120007075284

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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