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ITを用いた、性行為感染症予防を目的とする、個別教育プログラムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 15791343
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関岡山大学

研究代表者

金子 典代 (長宗 典代)  岡山大学, 医学部, 助手 (50335585)

研究期間 (年度) 2003 – 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2003年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード性感染症予防 / IT / 個別対応型 / 教育プログラム / 変化ステージ理論 / 評価 / 性感染症 / 性感染症予防行動 / インターネット調査 / 予防教育 / 個別教育プログラム / エイズ
研究概要

平成16年度は、1.予防教育プログラムを用いた介入2.プログラムの評価を行った。各項目の研究実績は下記の通りである。
1.対象者への利便性を考え、事前アンケート回答、事前アンケート回答に基づく性感染症予防のための予防教育プログラム、事後アンケート回答をすべてインターネットのホームページ上で体験できるシステムとして完成させた。ただし、重複回答を防ぐために、本プロジェクトのホームページには対象者1人につき1つ割り当てられたIDを入力しない限りアクセスできない仕組みとした。対象者は、事前と事後アセスメントの入力開始時に対象者に割り当てられたID番号を入力し、事前と事後の個別アンケート回答データの連結を可能にした。平成17年3月11日現在、研究協力に同意した125名がプログラムを体験し、事前・事後アンケートに回答した。
2.プログラム評価は1.プロセス評価、2.有用性評価、3.性感染症予防行動の遂行能力向上の点からの効果評価、4.普及可能性評価を行った。プログラムの有用性の評価では、9割以上の対象者が、本プログラムは「大変役立った」「まあ役立った」と回答しており、本研究のようなITを用いた性感染症予防教育プログラムを用いて情報や教育プログラム提供を行うことに対して、7割以上の対象者が「とても良い」との意見を示した。効果評価に関しては、知識テスト得点はプログラム後に有意な上昇が見られ、また予防行動を実行する上では「コンドームを使用するのは面倒くさい」といった行動に対して認識する障壁を減らすことが重要となるが、本プログラム体験後、「コンドームを使用するのは面倒くさい」と回答するものの割合が有意に減少するなど、性感染症予防行動遂行における本プログラムの有効性を示唆する結果を得た。

報告書

(2件)
  • 2004 実績報告書
  • 2003 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 変化ステージ理論を用いたエイズ予防行動学研究-コンドーム使用行動に焦点を当てて-2004

    • 著者名/発表者名
      長宗(金子)典代
    • 雑誌名

      日本エイズ学会誌 6巻・1号

      ページ: 37-41

    • NAID

      40006166864

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [文献書誌] 長宗典代: "変化ステージ理論を用いたエイズ予防行動学研究-コンドーム使用行動に焦点を当てて-"日本エイズ学会誌. 6巻・1号(発表予定)(印刷中). (2004)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書

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公開日: 2003-04-01   更新日: 2016-04-21  

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